日式ラーメン、日式カレーを持っていこう
ラーメン、カレーは、現地では、日式ラーメン、日式カレーと呼ばれ、本場中国のラーメン、本場インドのカレーとは違う日本独自の食べ物として、認識されています。現地でも日本食材店で簡単に手に入るようになってきましたが、少しこだわった種類のもの、薬味は手に入らないことがいいので、日本から持っていくと良いです。
粉末タイプのうどんスープ、スーパーで100円以下で売っているラーメンスープの小袋、スパゲティは和風系、カレーはビーフカレーのレトルトを持って行くことおすすめします。欧米以外の国では牛肉を食べない国の方が多いので、おいしいビーフカレーにありつくのは難しいです。
それから薬味、おなじみの七味唐辛子に、小分けされたかつおぶしパック、青のり、刻みのり、パルメザンチーズは、日本ならではの商品です。東南アジアの焼きそばは定番料理ですが、日本人としては、そこにかつおぶしと青のり、紅しょうがを添えて食べたいですよね。
1.麺(うどん、そば、中華)
2.めんつゆ、うどんつゆ、ラーメンスープ、やきそばソース、スパゲティの素、カレールー
3.薬味(七味唐辛子、かつおぶし、青のり、刻みのり、パルメザンチーズ、紅しょうが)
仕事で使う専門用品を持っていこう
毎日触れるものを持っていこう
日本で毎日触れていたものは、現地で同じようなものを買っても、その微妙な触り心地の違いがストレスになります。特に寝具やリビングのクッションなどは、よく触れているものですので、慣れたものを持っていきましょう。現地のコンドミニアムに備え付けられたベッドは、非常に柔らかく腰が沈んで眠れないことが多々あります。私は、固めの日本製マットレスを航空便で送り、コンドミニアムの管理人に依頼してベッドを部屋から出してもらい、マットレスを使って寝ていました。ベッドがなくなることで部屋も広く使えますし、一石二鳥でした。寝具を送る余裕がない場合は、自分が昔使っていたぬいぐるみや、いつも使っているタオルなど、枕元におけるお気に入りのものを持っていくのも良いです。
リビングには、好みの匂いがするルームフレグランスを買って行くのもよいです。私は金木犀の香りが好きなので、一つ持っていきました。現地で買おうと思っても、金木犀って英語で何っていうんだっけから始まって、買うのに苦労します。すべて勝手が異なる現地の生活で、リラックスできる時間、空間を作れるように準備しましょう。
1.寝具用品(枕・布団)
2.リビング用品(クッション・ひざ掛け)
調味料を持っていこう
使い切りタイプのものは、使い勝手が抜群です。
私が単身で駐在していた時よく作っていたお手軽料理はペペロンチーノでした。唐辛子、油、ニンニク、スパゲティ乾麺は、現地でも容易に手に入りますが、ニンニクのみじん切りがめんどくさい。チューブがあったらな、と何度思ったことでしょう。これだけチューブ系がラインナップされるのは、日本にしかありません。
私は、韓国料理が好きなのでコチュジャンを買って帰っていました。現地でコチュジャンを買おうと思って、韓国系スーパーに行くと、韓国語表記の調味料の種類がたくさんあって、しかも意外と英語表記がない。結局選べず帰ってきた記憶があります。
片栗粉も探すのに苦労しました。カタクリコ?英語?何?とネットで調べたところ、ポテトスターチだって言ってるので、それを探しに行き買ってみましたが、全く期待したものと違いました。こういうのイチイチ海外だとありますからね。。。
語学書・アニメグッズを渡そう
日系企業で働いている現地の社員のほとんどは、日本語に興味を持っています。日本語勉強用の語学書は現地でも売っていますが、種類が限られているうえ、彼らにとっては高価なものばかりです。日本で買っていくと、皆大喜びしてくれます。また、日本のアニメをみて、日本語に興味を抱く社員も少なくありません。事前に彼らから好きなアニメを聞いておき、その最新刊を買っていくと、大変喜んでくれます。
日本語もアニメも文化交流という点ですごく良いことですよね。
1.語学書(日本語勉強用)
2.アニメ・漫画
下は、私が実際に大型本屋さんに行って選んだ、現地の部下のために大人買いした本です。こちらの本には、日常を描いたイラストと一緒に日本語が覚えられるページがあります。これは私自身の語学勉強で効果があったもので、値段も比較的リーズナブルなのでおすすめです。
文具・雑貨を渡そう
家族帯同で駐在生活を始めると、奥様の語学学校での友達や、子供がインターに通っていれば、同級生の外国人家族とコミュニティができます。外国人の子供たちにはどんなものを買ってあげると喜ぶのでしょう。
日本で売っているものは、一定水準以上の品質のものなので、皆喜んでくれます。ペンや消しゴム、はさみ、ホッチキスなどのオーソドックスな文具に加え、おりがみやこまなど日本らしい雑貨も喜ばれます。また、包装用紙も喜んでくれます。現地では、日本みたいに丁寧に包装してくれたり、かわいい紙袋に入れてくれたりませんので、きれいにかわいく包装してくれるところで買って持っていくのがポイントです。
私の妻の場合は、下のような日本らしい柄や、キャラクターの小さなグッズと、ラッピンググッズをストックしておき、いざというときに、いろいろな小物を混ぜてラッピングして、子供たちに渡していました。みんな平等に同じものをラッピングしてあげるのがコツです。違うとすぐケンカになってしまうので。
1.文具
2.雑貨
学用品を持っていこう
1.習字道具
2.音楽(縦笛、ピアニカ)
3.家庭科(裁縫道具・ミシン)
多くの駐在家族が日本から持って行っています。
日本人学校に入学する場合は、事前に日本で用意すべきもの、現地でも用意できるものを教えてくれます。現地で用意できるものであっても、現地では品ぞろえに限りがありますので、日本で買った方が、使い勝手・品質ともに良いです。
ミシンも持っていくことをお勧めします。エプロンや給食袋など、突発的に学校から準備要請がきても対応でき便利です。近所に持っていない家族がいれば、貸してあげることもできますしね。